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 ◆米大リーグ ドジャース5ー6カージナルス=延長10回=(30日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が30日(日本時間31日)、本拠地・カージナルス戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、5打数1安打だった。先発した山本由伸投手(25)は5回2安打無失点の好投で初勝利の権利をつかんだが、7回に救援陣が逆転を許してメジャー初勝利はお預けとなった。チームは2点を追う9回に追いつくも延長10回で敗れた。1点を追う10回2死満塁で大谷は打席に立ったが、遊飛に倒れた。

 大谷が1、2打席目で対戦した先発右腕・リンは昨季2打席連続本塁打を放つなど対戦打率が4割3分5厘で好相性だった。山本が3者連続三振という立ち上がりを見せた直後の初回無死一塁の1打席目は右前安打で2試合ぶりの安打。打球速度113・9マイル(約183・3キロ)という圧巻の当たりだった。2回2死一、三塁の2打席目は、空振り三振。右膝付近に自打球を当てて苦悶(くもん)の表情を見せて打席を外すヒヤリとする場面もあった。

 5回開始前には、雨が強くなったため35分間中断。それでも山本は続投して、両軍無得点の、5回1死一塁の3打席目は四球を選んで出塁し、その後のフリーマン、スミスの連続適時打につなげた。山本は5回68球を投げて、2安打無失点、5奪三振の好投で、1回5失点KOだったデビュー戦(21日・パドレス戦=韓国・ソウル)の悪夢を払拭した。

 山本の勝利投手の権利が舞い込み、2点リードで迎えた7回は打撃妨害やボークなどのミスが重なって5失点。救援陣が踏ん張りきれずに山本のメジャー初勝利も消えていった。3点を追う7回無死二塁の4打席目は、3番手左腕・ロメロの外角のスライダーに食らいついたが右飛に倒れた。1点を追う9回1死走者なしの5打席目は、ヘルメットがずれるほどのフルスイングを見せたが空振り三振に倒れた。それでも9回はベッツの本塁打で1点差に迫り、マンシーの適時打で追いついたが、競り負けた。

 

 

 

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