栃木県サッカー協会は29日、県庁記者クラブで会見を開き、60代の元常務理事男性が2013年度から23年度途中まで、少なくとも約815万円を着服していたことを明らかにした。大会で審判員に支払うべき日当の領収書を偽造し、虚偽の収支報告を繰り返していた。会見で橋本健一(はしもとけんいち)会長は「ご支援を頂いている関係者の皆さまに大変なご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。