新日本プロレス16日の名古屋大会で、10日の全日本プロレス高崎大会出場後に急死したフリープロレスラー・吉江豊さん(享年50)の追悼セレモニーが行われた。

 吉江さんは1994年12月9日の新日本プロレス徳島大会でデビュー。06年1月に退団後、無我ワールド、ドラディションを経てフリーに転向した。新日本時代には棚橋弘至とIWGPタッグ王座を戴冠するなど第一線で活躍した。

 そしてこの日の試合前、出場選手がリングサイドに整列。リングには吉江さんと合宿所で共同生活を送っていた棚橋と真壁刀義が上がった。吉江さんの遺影は真壁が手に持ち、追悼の10カウントゴングが鳴らされると阿部誠リングアナウンサーが吉江さんをコール。最後は入場テーマ曲の「Wild night」が流れ、会場から拍手が送られた。