フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」(土曜・後11時10分)が9日に放送された。「TKO向上再生大作戦」と題し、お笑いコンビ「TKO」が2人そろって出演した。木下隆行は20年にパワハラ騒動で、木本武宏は22年に総額約7億円以上の巨額投資トラブルが発覚。現在はフリーで活動し、コンビで全国放送の番組に出演するのは「4年ぶり」(木下)だった。

 番組では木本の謝罪会見で木下が明るすぎる色のスーツを着ていたこと、後輩芸人みなみかわが木下が現場に遅刻してきたことを暴露し「反省が足りないのでは?」という流れに。木下のトラブルが後輩にペットボトルを投げたのが発端だったことから、ハリウッドザコシショウがペットボトルで木下が自身の頭をたたく“技”を伝授した。

 放送後、X(旧ツイッター)上では「TKO」に対する意見が様々上がった。「みなみかわとTKO共演ヒヤヒヤと面白さが交差するわw」「こうやって和気あいあいとネタにできるならいいやん」といった好意的な声の一方、「もうTKOテレビでなくていいよ」「木下だけは笑えない」といった拒否反応もあった。またTKOをいじり倒す内容だっただけに「誰のためにもならなかったと思う」「お笑いはこれで合ってるの?」などと構成に疑問を持つ声もあった。