漫才師のオール巨人が9日放送のMBSテレビ「MBS大感謝祭 関西No.1決定戦」に出演。MCの明石家さんまに「ハッキリさせたいことがある」と舌戦を挑んだ。

 巨人とさんまは「同期」の間柄として知られているが、この日の巨人は「阪神くんも僕も今日は相談で。俺ら同期ってなってるやん。俺らが先輩やねん。今日ハッキリさせて」と訴えた。

 巨人もさんまも1974年(昭和49年)に吉本に所属している。しかし巨人は「俺は47年に噺家やっとったんや。阪神くんと2人で。林家染三さんのとこで。お前はまだ吉本に入ってなかったし、弟子にも入ってなかったんや」と説明し「ほな俺の方が先輩ちゃうか?」と主張した。

 かたやさんまは、自身が吉本に入ったのが74年2月で、巨人は同年7月であること。そのため、最初の会話で巨人が「下手に出た」ことから、むしろ巨人は「後輩」という説を繰り広げた。

 だが、巨人は「49年に(吉本に)入ったのは間違いないねんね。さんまと俺と(島田)紳助と(桂)小枝。(その前に)僕らプロとして高座出てましたからね」とその主張を一蹴。

 それでもさんまは「俺、高1から吉本見てるで」と食い下がったが、巨人は「俺、年上やからもっと前から見てるし」と応酬し、さんまを観念させていた。