女子プロレスラーでタレント・ジャガー横田の夫で、医師の木下博勝氏が24日に自身のインスタグラムを更新し、長男についてつづった。

 長野県の高校で寮生活を送る息子の“JJ”こと木下大維志くんが22日夜に帰宅。「JJが戻っているのに、家族の写真が無いのも変だから一枚撮ろうか。ジャガーさんの撮り直しリクエストが多いのを除けば、楽しいひと時です。(笑)」と楽しそうに3ショットを撮影した。

 続けて「以前は、JJに何が何でも医学部進学を、と考えていたのが現在は変わった理由をお話しして見たいと思います」(原文ママ)と書き出す。「僕が21歳の時に父が他界しました。悪性リンパ腫という病気で、発見して即入院、1か月で死亡でした」と父親の最期を回顧。「死ぬ1週間前に、東京から入院先の病院に見舞いに行って、30分程話しました。その時に幾つか遺言の様に頼まれた事が有りました。その一つが、お前の子供、孫迄は医師にして欲しいと。弟の医学部進学にも協力して欲しいと。勿論協力しましたが、弟本人の努力が足りなかったと思います」と、生前の会話を明かした。

 その経緯もあり「その分、JJは何としてもと思っていました」という。その後、木下氏は自身の母親に話をしたそうで「数年前に母に、父から息子は必ず医学部にと言われて、頑張っている話をしたら、母は驚いたというか、呆れてというか、そんな事博に頼んだの?そんなの本人のやりたい道に進ませなよ。私が許可するから」と言われたという。

 木下氏は「えっ?あんなに僕や弟に口うるさかった母が…???」とビックリ。「個人的には今もJJには医学部に進学して欲しいです。自分が病気になった時に相談出来るかな〜と、自分の為?(笑)」と笑いながら、「数年前の母の一言で、JJは自分が選んだ道を歩ませようと決めました。医師にならなくても、人の為になる仕事は沢山ある現代です。人に迷惑をかけない大人になってくれれば、親としては本望だと思っています」と説明した。