帝国データバンクによると、ロシアのボリショイサーカス日本公演の企画・運営会社サーカス・インターナショナル・アーツ(東京、旧商号はボリショイサーカス・インターナショナル)が7日、東京地裁から破綻手続き開始決定を受けた。負債額は約9775万円。  

2019年に設立され、同サーカスの企画や招聘(しょうへい)、制作を担っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、大規模イベントの中止や渡航制限に伴う海外アーティストの興業見送りの影響を受けていた。加えて、ロシアによるウクライナ侵攻でサーカスの企画・実行が困難になっていたことが響いた。