ドジャースOBの楽天・石井一久シニアディレクター(50)が13日、テレビ朝日系「報道ステーション」(月〜金曜後9・54)に出演。12日(日本時間13日)、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設でフリー打撃を行ったドジャースの大谷翔平投手(29)について語った。

 大谷のフリー打撃は右脇腹を痛めた昨年9月4日(日本時間5日)以来、161日ぶり。推定飛距離140メートルの特大弾を含む柵越え10発と快音を響かせた。

 石井氏は、大谷が打撃練習中、右肘にガッチリとしたサポーターをつけていたことについて「単に右肘が回復していないからつけているとかではなく、ストレスを軽減させるための大事なサポーターなんです」と解説。

 「フォロースルーで右肘に外反のストレスがかかると、靭帯にも影響が出て来る。大谷選手は肩の関節だったり、肩甲骨が柔らかいからある程度補助はできるんですが、それだけじゃなくてこのサポーターがあると、外反ストレスから守れるっていうメリットがある」とした。

 「シーズン中も、もしかしたらつけるかもしれない。どのへんでこのサポーターをとるべきなのか、どのへんまでつけていくのかっていうのをこれから見つけていくんだと思います」と今後の見通しをたてるための鍵になると述べた。