昨年11月に67歳で亡くなった大相撲元大関朝潮で先代高砂親方の長岡末弘さんのお別れの会が5日、都内のホテルで始まった。

日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や芝田山事業部長兼広報部長(元横綱大乃国)が参列したほか、弟子の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏も駆け付けた。会場には大銀杏(おおいちょう)や生前の写真が飾られ、厳粛な雰囲気に包まれた。

長岡さんは相撲協会在職時に、師匠として横綱朝青龍、大関朝乃山らを育てた。65歳の定年翌年の21年6月に日本相撲協会を退職。発症したがんと闘いながら懸命なリハビリ生活を送っていたが、23年11月に小腸がんのため67歳で死去した。