バカリズム(48)が3日放送のフジテレビ系「IPPONグランプリ」(午後9時)に“チェアマン代理”として出演した。第29回大会となる今回は、大会チェアマンの松本人志(60)の芸能活動休止を受けて、バカリズムが代役を務めた。

番組冒頭、松本が評論を行う別室にバカリズムが入るシーンから始まった。思わず「こんな感じなのか…うわぁ」と口にしてしまう。黒のスーツと黒のワイシャツに黄色のネクタイで登場したバカリズムは「今回ですね、松本チェアマンがお休みということで、何でお休みかは知らないんですけど。全く何の休みかは…。ずっと日本にいなかったんでね。まぁ風邪か何かでしょうか」と切り出した。

さらに「急きょ、代理でチェアマンをやってほしいと。『お台場笑おう会』という営利団体から要請を受けまして、私がここに座らせて頂くことになりました。ちなみに、松本さんがいつも着てるTシャツどうされますって聞かれたんですけど、あくまで代理ですし。冬なんで、着てられるかと。寒いだろと。遠慮させていただきました」とあいさつした。

過去28大会中27回出場、そのうち優勝6回、という驚異的な記録を誇る大喜利名人が、今回はチェアマン代理として別室から大喜利対決を見守った。

今大会の出場者は、サルゴリラ赤羽健壱、ロバート秋山竜次、麒麟の川島明、サルゴリラ児玉智洋、アンガールズ田中卓志、博多大吉、ヒコロヒー、ネプチューン堀内健、ハリセンボン箕輪はるかの10人の精鋭たち。このうち、赤羽、児玉、堂前、ヒコロヒーの4人が初出場。また、スーパーサブとして、オダウエダ植田紫帆が参加する。

今回の対戦カードは、Aブロックが赤羽、川島、田中、堂前、ヒコロヒー、Bブロックが秋山、児玉、大吉、堀内、箕輪、という顔合わせ。これまでに4回優勝している堀内をはじめ、過去2回優勝の秋山と川島、1回優勝の大吉といった歴代の王者や、およそ3年半ぶりの出場となる田中、22年「IPPON女子グランプリ」優勝者の箕輪ら、大喜利巧者たちが繰り出す名回答の数々にも注目。

また、「キングオブコント2023」王者・サルゴリラの赤羽&児玉やヒコロヒーなど初参加者にも注目。

観覧ゲストとして、宮世琉弥、八木勇征らが出演する。