大相撲初場所千秋楽(28日、両国国技館)新入幕で23歳の大の里が敢闘賞を獲得。16歳上の玉鷲を引き落として11勝目を挙げ、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が新入幕でマークした9勝を超えた。

12日目には優勝した照ノ富士と結びで対戦。「あの空気感で相撲を取らせてもらったのは大きなもの。いい経験ができた」と汗をぬぐった。石川・津幡町出身で、能登半島地震で甚大な被害を受けた地元に勇気と希望を届けた。