駒大の佐藤圭汰(20)が26日、ボストンで行われた室内陸上の「John Thomas Terrier Classic」に出場。5000メートルで室内日本新記録となる13分9秒45をマークした。屋外の記録を含めても大迫傑(ナイキ)の日本記録13分8秒40に次ぐ歴代2位の好タイムとなった。

 自己ベスト12分台の選手が4人いた中で、スタートから先頭を視界にとらえつつ、6、7番手でレースを展開。先頭争いから離されたが、終盤までペースを落とすことなく、粘りの走りで10位でゴールを駆け抜けた。

 佐藤は今季1万メートルで27分28秒31のU20日本新記録をマーク。出雲駅伝では2区で区間賞、全日本大学駅伝では2区で区間新記録を樹立した。箱根駅伝では3区を走り、区間2位ながら、同区間日本選手初の1時間切りの激走をみせた青学大の太田蒼生に逆転を許す悔しい走りとなっていた。