能登地方を震源とする地震で、最大の被災地・石川県では18日午後2時現在、16市町の避難所と県が開設した避難所に計1万7220人が身を寄せている。停電や断水も続いている。県の発表などを基に被害状況をまとめた。

 ◇避難所

 金沢市=10カ所▽七尾市=26カ所▽小松市=1カ所▽輪島市=136カ所▽珠洲市=46カ所▽羽咋市=2カ所▽かほく市=2カ所▽白山市=3カ所▽野々市市=2カ所▽津幡町=1カ所▽内灘町=3カ所▽志賀町=40カ所▽宝達志水町=1カ所▽中能登町=2カ所▽穴水町=39カ所▽能登町=56カ所▽県避難所=79カ所

 詳しい避難所の場所などは石川県のポータルサイト(https://pref−ishikawa.my.salesforce−sites.com/)で確認できる。

 ◇断水(概数)

 輪島市1万戸▽珠洲市4800戸▽穴水町3200戸▽能登町5900戸▽七尾市1万8000戸▽志賀町7000戸▽羽咋市440戸▽内灘町850戸――の8市町5万190戸。

 ◇停電(概数)

 輪島市4500戸▽珠洲市2400戸▽能登町310戸▽穴水町190戸▽羽咋市60戸▽志賀町20戸▽七尾市10戸――など県内7500戸。

 ◇ボランティア

 石川県が特設サイト「令和6年能登半島地震・石川県災害ボランティア情報」を開設。県が一括して、各市町のボランティア募集情報の発信と参加希望者の事前登録を実施。被災地の受け入れ準備が完了次第、登録者にメールで案内する。特設サイト(https://prefvc−ishikawa.jimdofree.com/)