ヤクルト高津臣吾監督(55)が16日、都内で行われた12球団監督会議に出席した。

ファンサービスの重要性が再確認され「例えば監督がピッチャー交代の時に直接ボールを取りに行って、審判に続けてっていうようなところもファンサービスの一部だと思うし」と話した。ヤクルトでは、投手コーチがその役割を担ってきた。他球団では、監督自らが出ることもあるが、高津監督は「強制のルールではないので、ピッチングコーチとまた話をして決めたいと思いますけれども、一番いい方法を取りたいと思います」と前向きな姿勢を示した。

また、かねてプロ野球界では、試合のスピードアップが課題とされてきた。目安として、打席間を30秒とする案については「特に例えばそれにペナルティーがあるかとか、1ボール1ストライクなるとかっていうのは特別設けないですけど、その辺はしっかり審判さんがキャンプに来られますし、我々も選手にそう促すというか、そういう試みをやっていこうじゃないかというお願いはありました」とした。

さまざまなルールの変化などに柔軟に対応していく。「いろいろこう、変化していく時代なので、いろんなことのに取り組むのがいいのかなと思います。これが、もしかして間違ってることはあるかもしれないですし、そしたらまた元に戻ればいいだけのことなので、いろんなことにトライしていって、ルールを変えるっていうか、例えば、ボールの大きさが変わるとかね、フォーアウトになるとかというわけではないので、いろんなことにトライして、いろんな経験をして、いいものを選択していければ、もっともっとファンが喜んでくれるようなゲームができるんじゃないかなと思いますけどね」と話した。