北海道・江別警察署は8日、廃棄物処理法違反の疑いで江別市の会社役員、今野克史容疑者(67)を逮捕しました。

今野容疑者は、産業廃棄物の収集運搬や処分の許可を受けていないにも関わらず、去年3月から5月の間に江別市緑町東の会社に保管されていた廃プラスチックなど約38立方メートルを江別市美原にある自宅兼事務所に収集運搬した疑いが持たれています。

また、去年6月に建物の解体工事で出た木くずなど約1455キログラムの処分を受託した疑いです。

警察によりますと、去年6月の初旬ごろ、目撃者から「ごみを大量に持ち込んでいる」と警察に通報があり、捜査を始めていました。

今野容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、自宅兼事務所には、ほかにも大量の産業廃棄物があり、警察は余罪があるとみて捜査しています。

また、警察では廃プラスチックなどの収集運搬を依頼した会社や、木くずの処分を依頼した業者についても調べを進めています。