「全国高校サッカー選手権・3回戦、市船橋−星稜」(2日、柏の葉公園総合競技場)

 1日の能登半島地震で被害が出ている石川県の代表、星稜と市船橋の3回戦を前に、市船橋の応援席には被災地へのメッセージが掲げられた。この日、星稜は石川県からの応援団が会場に来られなかった。

 市船橋応援団は、能登半島のイラストとともに「石川」「共にがんばろう!」「被災地の皆様に一日でも早く日常が戻りますように。『市船』」と、手作りのボードを掲げた。また、試合前の集合写真で市船橋イレブンは、「力をあわせて乗り越えよう」とメッセージボードを掲げた。

 星稜スタンドには、すでに敗退した日大藤沢イレブンがかけつけ、黄色い袋のようなもので星稜に似せた急造ユニホームを着用。「がんばれ!日本の絆 今こそ強く」と横断幕を掲げた。試合前には、ジャンプしながら声援を送り、選手を鼓舞した。