ヤクルトは10日、茨城県守谷市へのファーム施設移転に関する基本協定を結んだ。水戸市の県庁で締結式に出席した衣笠剛会長は「念願がかなった。守谷市民、茨城県民の皆さんにプロ野球の迫力ある試合をご覧いただきたい。茨城県のスポーツ振興に積極的に携わらせていただきたい」と話した。

 27年1月完成予定の施設のイメージ図が初公開され、球場は両翼100メートル、中堅122メートルで観客席は3000席。同市がこれから建設する「市総合公園(仮称)」の一角にサブグラウンド、室内練習場、選手寮・クラブハウスも併設される。