ラグビー元日本代表FB五郎丸歩氏(37)が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会で8日にアルゼンチンに惜敗して8強入りを逃した日本代表の奮闘をたたえた上で、日本ラグビー界へ警鐘を鳴らした。

五郎丸氏は試合終了直後、Xを更新し「お疲れ様でした。両チーム素晴らしいパフォーマンスでした。これぞW杯」と両チームを称賛。一夜明けた9日も松田力也、山中らへねぎらいの言葉をつづった。

続く投稿では「勝ち負けで評価される日本代表。ごく自然なことだし、そうあるべきだと理解している。しかし彼らがワールドカップにかけてきた時間や、犠牲にした時間を理解できる人間として数字や勝ち負けだけでは評価できない自分がいる」とした上で、「今大会改めて感じたことは、選手やコーチ・スタッフの努力や犠牲心だけでは、ここが限界だということ。大きな仕組みを変えない限りこれ以上の発展は日本ラグビー界にはない」と、厳しい言葉で日本ラグビー界に変革を求めた。