◇インターリーグ ホワイトソックスーナショナルズ(2023年9月19日 ワシントン)

 ア・リーグでエンゼルス・大谷翔平投手(29)と本塁打王争いを繰り広げるホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手(26)が、19日(日本時間20日)に敵地で行われたナショナルズ戦に「3番・中堅」で先発出場。2戦連発となる37号ソロを放ち、大谷に7本差と迫った。チームは3−4で逆転負けを喫し、2連勝はならなかった。

 0−0の4回、ナショナルズの先発右腕・ラトレッジが投じた初球のチェンジアップをうまく拾って左翼席に叩き込んだ。

 ロベルトは8月30日(同31日)に35号を打った後、12試合ノーアーチと足踏みが続いていたが、前日の同カードで13試合ぶりとなる36号をマーク。9月初アーチとなる技ありの3ランを放ち、大谷に8本差としていた。

 44本塁打をマークした大谷は、16日(日本時間17日)に右脇腹痛のため15日間のIL(負傷者リスト)入りし、シーズン終了が決定。この日、ロサンゼルス市内の「カーラン・ジョーブ・クリニック」で右肘じん帯の手術を受けた。手術は無事成功し、自身のインスタグラムで「早朝に手術を受け無事成功しました。不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と報告した。

 ホワイトソックスは今日を終えて残り10試合。ロベルトがどこまで大谷に迫るか注目される。