◆第31回WBSC U18W杯 決勝 台湾1―2日本(10日・台湾=台北天母野球場)

 日本が台湾に競り勝ち、U18W杯で悲願の初優勝を果たした。

 初回に先制を許したが、4回に1死一、三塁から6番・高中一樹三塁手(聖光学院・3年)がスクイズを敢行し、これを相手三塁手が悪送球。一塁走者も生還して逆転に成功した。

 投げては先発・前田悠伍(大阪桐蔭・3年)が初回に失点したもののすぐに立ち直り、7回1失点の好投。走者を出しても要所を締め、相手にリードを許さなかった。

 高校の日本代表としては今回が8度目の出場となったU18W杯。過去3度決勝に進出するも準優勝に終わっており、4度目の挑戦で快挙を達成した。