群馬県警と関東運輸局群馬運輸支局は18日、車検切れの車両を即座に判別できる「ナンバー自動読取装置」を使った街頭検査を、伊勢崎市八斗島町やったじままちの県道で行った。

 同運輸支局によると、装置は移動式で、パソコンと特殊なカメラをつなげてナンバーを自動撮影し、データベースと照合する。車検ステッカーの有無などを目視で確認するより効率的で迅速な検査が可能で、県内では同装置を使用した街頭検査が2018年12月に初めて実施された。

 この日は伊勢崎署員や同運輸支局員ら計15人が約2時間かけて計716台のナンバーを読み取ったが、車検切れの車両は見つからなかった。同運輸支局の梅野佳明・首席陸運技術専門官は「今後も県警と協力して取り締まりを強化したい」と話した。