地熱発電に向けて、資源の開発調査が行われている北海道蘭越町の森林で、蒸気が高く噴き上がる現象が確認されました。けが人などはいないということです。

 この森林では、三井石油開発による地熱発電に向けた資源の開発調査が行われています。

 三井石油開発によりますと、噴き上がったのは蒸気で、特に異常ではなく、通常の作業の範囲内で、有害でもないということです。
 
 ただ、周りの森林が真っ白に変色しているため、何らかの成分が含まれている可能性があり、その成分については、調査中としています。

 消防によりますと、けがをした人や体調不良になった人の搬送はありません。

 また、北海道の後志総合振興局は、担当者を現地に行かせたということです。