◇WBC決勝 日本3−2米国(2023年3月21日 米・マイアミ)

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝が行われ、日本が米国を破り、世界一奪還を果たした。

 大会MVPは、投打で活躍した大谷が選ばれ、打棒の軸となった吉田正尚外野手(29=レッドソックス)は選ばれなかった。それでも表情は晴れやかで「みんなと世界一を分かち合える、本当に幸せです」と笑顔で話した。

 大活躍の29歳だったが、優勝が決まった瞬間には、ほっこりアクシデントも。マウンドに向かって駆けていくナインの中で、吉田はベンチ前の防球柵をうまく乗り越えられずに、ゆっくりとほぼ1回転しながら地面へ。立ち上がって、他の選手から遅れる形で歓喜の輪に加わった。

 このシーンを見たファンからは「おもろい可愛すぎる」「打球はフェンス超えれるのに自分は超えれてなくて草」「こういうとこまで好き」「ちょっとごめんなさい笑い止まらん」などの声が上がっていた。