大阪府高槻市の認定こども園「YMCAたかつきあま保育園」の保育士2人が今月16日、散歩で立ち寄った近くの公園に1歳児クラスの女児を一時置き去りにしていたことがわかった。女児にけがや体調不良はなかった。

 市や同園によると、保育士2人は16日午前9時半頃、園児8人を公園に連れていき、約25分後に公園を出た際、女児を放置。直後、近所の女性が一人でいる女児に気づき、園に送り届けたという。

 保育士が園児の人数確認を怠ったことが原因で、同園は女児の保護者に謝罪。市に報告し、市は再発防止を指導した。同園は、取材に対し「危機意識、安全管理が甘かったと重く受け止めている。再発防止に努める」としている。