女優・有村架純(29)が、先月28日に放送されたフジテレビ系バラエティー番組「突然ですが占ってもいいですか?」に出演。これまでの人生を振り返り、悩んだ時期などを語った。その中で、自身の本名が明かされる場面があった。

 占い師の星ひとみ(42)に中学1年から3年の頃が「病み期」と指摘されると、有村は「親が離婚しました」と告白。「友達もいたし、楽しくやってたつもりだったんですけど、つなぎ止めるのに必死でした」と振り返った。

 高校1年の春頃、「やってみたいなという興味本位で、自分で履歴書を出して」事務所のオーディションを受けた。中学3年で1度落選していたといい、「諦めきれなくて、何度も送ってたんです」。高校2年で地元の高校を退学して、東京の高校に編入したという。

 NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で主演した後の2018年に自信を失いかけた時期も。「ちょうど朝ドラが24歳秋に終わって、作品やってても、なんかしっくりこないのが3年間続いて。自分の芝居の取り組み方、表現の仕方にものすごい悩んだ時期」と明かした。

 だが28歳で出会った主演映画「前科者」(今年1月公開)で転機を迎える。劇中で保護司を演じ、「人のために突き動かされていく役どころ。誰かのために泣いたり、怒ったり、走ったりするのがすごく楽しかった。それが自分の中でひらけたというか」と話した。

 星は「架純さんは、ずっと永遠に女優さん」と太鼓判。「もともと(本名)の字画がメチャクチャいい」とし、「必ず幸せを手につかむ名前」と絶賛した。その瞬間、画面に「本名:有村架澄」とテロップが流れた。有村は「親に感謝」と笑みをこぼした。

 有村の本名が突如明らかになり、ネット上では「初めて知った」「有村架純の本名が最後の1文字が違う架澄という名前だと知りました」「本名有村架澄で1文字だけ違うんびっくりしてる」「有村架純は有村架澄なのか…初知り」と驚きの声が寄せられた。