同居する母親の遺体を、静岡県富士市の自宅で約7カ月放置したとして、64歳の女が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、富士市中里の無職の女(64)です。

警察によりますと女は、2021年末頃から7月17日までの約7カ月間、同居する実の母(91)の遺体を、自宅で放置した疑いがもたれています。

母親と連絡がとれず、不審に思った親族が17日、女の自宅を訪ね、居間で横たわっている母親を発見、警察に通報しました。

逮捕された女は17日も自宅にいたということです。女は母親と2人暮らしでした。
警察は、女が容疑を認めているか明らかにしていません。

警察は、母親がいつ、どのようにして亡くなったのか調べるとともに、遺体を放置した理由を追及する方針です。