競馬に関する賭博を繰り返していたとして、今年7月に大阪市の職員が書類送検された問題で、市は調査の結果、あわせて13人の職員が賭博に参加していたと明らかにしました。

 大阪市によりますと2月、水道局に「違法な賭博行為を続けている職員がいる」との投書が届き、7月には職員5人が常習賭博の疑いで警察に書類送検されています。

 市によりますと、5人のうち3人は、2001年ごろから同じ浄水場に勤務していて、競馬の馬主になりきり、レースに金をかける賭博行為が始まったということです。

 市は7月以降、水道局の職員ら約1300人に聴き取り調査を実施し、書類送検された5人のほかに、45歳から58歳の職員8人が賭博行為を認めたと発表しました。

 市は「速やかに、かつ厳正に処分する」としています。