カブスは12日、2016年に同チームのワールドシリーズ制覇に貢献したジェーク・アリエッタ投手(35)との契約を解除したと発表した。

アリエッタは2013年途中にオリオールズからカブスに移籍し、14年からカブスで4年連続で2桁勝利をマーク。15年には両リーグ最多の22勝を挙げてサイ・ヤング賞に輝き、翌年は18勝でオールスター選出、チームの世界一に貢献した。18年にフィリーズに移籍し、初年度に10勝を挙げたものの、2年目からはケガに見舞われるなどし、3シーズンで22勝23敗、防御率4・36。

今季にカブスに復帰したものの、5勝11敗、防御率6・88とかつてのような輝きは見られず、11日のブルワーズ戦で4回11安打8失点を喫したあとに契約解除を言い渡された。

カブスのジェド・ホイヤー会長は、「振り返れば、彼はこの球団史上、最も影響力のある人物の1人であると言える」とこれまでの功績をたたえた。