<せきれい賞>◇1日=盛岡◇M2◇芝2400メートル◇3歳上◇出走12頭
1番人気ロードクエスト(牡8、大井・渡辺和)が人気に応え、重賞4勝目を挙げた。
1周目の正面で後方3番手から押し上げ、向正面では先頭に。残り400メートル付近から後続が迫ってきたが、最後の直線で差をさらに広げて押し切った。勝ちタイムは2分30秒1。
今年、JRAから南関東に移籍。初戦の大井記念(S1)13着後はここに照準を合わせて調整していた。JRA時代に重賞3勝(15年新潟2歳S、16年京成杯AH、18年スワンS)を挙げているが、勝利は18年10月のスワンS以来となった。
山崎誠騎手は「ペースが緩くて馬が掛かり気味になってしまったので、息を入れてあげようという意味もあって早めのスパートでした。それがうまくいきましたが、やはり馬の力がね、強かったですね」と振り返った。
渡辺和師は「距離は長いかなと思ったんですが、芝のこのレースに挑もうと。先のOROカップ(M1、芝1700メートル、9月28日=盛岡)も見据えての挑戦ということですね」と今後を見据えた。