新潟県内では29日、新たに新型コロナウイルス患者5人の死亡が確認されました。
一方、29日は新たな感染者は確認されず、新規感染者数が新潟県独自の警報基準を下回りました。このため、新潟県は警報を注意報に引き下げる方向で、7月1日に対策本部会議で最終決定する方針です。
新潟県は、28日までに5人の新型コロナウイルス患者の死亡を確認したと発表しました。亡くなった5人は60代以上で、全員に基礎疾患などがあったということです。
一方、新たな感染者は確認されず、新潟県独自の警報の目安となる「2週連続で新規感染者が12人以上」という基準を下回りました。このため、新潟県は去年12月17日から発令していた独自の警報を、注意報に引き下げる方針です。
【県感染症対策・薬務課 星名秋彦課長】
「デルタ株というものが東京方面ではかなりウエイトを占めています。こういったものが入ってきたら、感染拡大の恐れがある」
7月1日に対策本部会議を開き、専門家などから意見を聞いて最終決定するということです。