エンゼルスの大谷翔平選手(26)は4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムでマリナーズ戦に先発登板。さらに、指名打者を解除して打線にも入る今季5試合目の“リアル二刀流”となる。大リーグ公式サイトによれば、マドン監督が3日の試合後に明かした。

 「(水原)一平(通訳)が試合後にその話(リアル二刀流にするか否か)を持ち出してきて話をしたところ、明日は大谷が打席にも入りたがっているということだった」

 大谷は5月28日の前回登板(対アスレチックス)後、登板日は打席に入らない「投手専念」よりも、打席に入る“リアル二刀流”の方がいいとコメント。さらに、唯一不利なのは走塁で疲れることがあると語っていた。以前には、登板日に打席にも入る有利な点として、バットで貢献すれば気持ち的にも投球に好影響を与えると語っていた。

 ちなみに、今季の“リアル二刀流”だった4試合はいずれも安打を放っており、打率3割8分5厘(13打数5安打)、1本塁打、3打点をマークしている。