「大相撲春場所・3日目」(16日、東京・両国国技館)

 史上ワースト89連敗記録を持つ“最弱力士”東序ノ口24枚目の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)=22、式秀=が永田(出羽海)に一方的に押し出され、2連敗。連敗は85まで伸びた。

 先場所、服部桜太志(はっとりざくら・ふとし)から改名。神奈川県茅ケ崎市出身で「地元の名前を入れたかったので『湘南』を入れた」と言う。下の名前は将棋界を席巻するスター、藤井聡太2冠から名付けた。

 先場所は8連敗。これで改名後は10連敗となり勝利は遠い。15年九州場所の序ノ口から、これで通算3勝219敗1休。今場所、1勝を挙げ、何とか89連敗の更新を阻止したいところだ。