札幌市内のファミリーレストランで無銭飲食をした疑いで、46歳の男が逮捕されました。男は、15時間、店に居座り続けた末、救急車を呼んで料金を踏み倒そうとした疑いが持たれています。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区の建設作業員の46歳の男です。男は、8日午前7時半ごろ、南区内のファミリーレストランでピザトーストなどを注文。その後も昼食や夕食をとり、閉店時間の午後11時前まで居座り続けました。
 そして、閉店直前の午後10時50分ごろ「体の調子が悪い」と119番通報。救急隊が到着した際、合わせて8品の料金3000円余りを払わずに店を出ました。店は支払いを求めましたが、男は後で払うと言って帰宅したため、翌日、無銭飲食をした詐欺の疑いで逮捕されました。
 男は警察の調べに対し「逮捕状に書いてあるのは、全部ウソだ」と容疑を否認しているということです。