昨日の広島競輪第3レースで中垣輝光選手(福岡県・47期・A級3班)がレース中に落車し、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は虚血性心疾患の疑い。
  ラミレスですが、何か?   (CHALLENGE IS MY LIFE)-100216_195631.jpg

又してもレース中に悲劇が起こってしまった・・・。過去にもゴール後に死亡した例があっただけに、選手個人の健康管理がますます問われるだろう。ましてや虚血性心疾患となると尚更の事。私が弥彦競輪場に伺った際に何時もお世話になっている元競輪選手のNさんによると、競輪選手(元競輪選手も含む)の死亡原因として虚血性心疾患が多いとの事でした。実際、昨年にNさんと競輪学校の同期生だった方も同じ病気で亡くなられました。

そもそも競輪選手は個人事業主の為、何から何まで全て自己責任で解決しなければならないでしょう。レース前日の前検日に問診を行いますが、身体に異常が無ければ、後は自転車の検査で合格すれば出走出来ますからね。

今回や過去のレースでの死亡原因を踏まえて、個人的には心電図を積極的に取り入れたどうかと思いますね。開催競輪場で一度に全員受けさせるのも時間の問題も有るので、例えば二ヶ月・三ヶ月に一度の割合で心電図の検査を受ける。そして診断書を提出すれば、前検日の問診においても出走出来る材料の一つになると思います。ちなみに大相撲では場所前に健康診断を受ける際に心電図の検査も行っています。


これはあくまでも個人的な意見であって、他の人も別の意見が有ると思います。今回の一件は決して人事では有りません。皆さんはどう思われますか!?そして、これからも毎日どこかの競輪場でレースが行われますが、今回のような悲劇が二度と起こってほしくないと願うばかりです。