前回まで制作していた防楯は不採用として作り直しなのですが、
防楯前面装甲の傾斜を強くして副防楯上下高を低くし投影面積を小さくしたいのですが、
何度か試作したものが行方不明になり破損して発見したりと遅滞してしまいました。
副防楯の曲面装甲も何度も作りますが、なかなか上手く作れません。
前面装甲の傾斜を強くすると側面と上面装甲面積が狭くなり模型の縮尺からすると
防楯固定用の支柱を取付ける場所が確保できない事がわかり方針を変更する事に。
結局前作の防楯前面を再使用し上下左右を削り側面装甲を何度も試作して妥協点を探します。
副防楯の曲面装甲を増厚しボリューム感を出し、砲身等との隙間も減らしました。
(実物は試作車という事もあるかも知れませんが、脱着の為か結構隙間があります)
防楯基本形はこれで決定として制作を進めます。
某ゲーム用ナト車CG
CGでは防楯前方下側装甲板は前窄まりの台形で狭く作られていて、
逆に車体側装甲板の上に斜めの天板(隙間塞ぎ)として作画されていますが、
恐らく実物には無く、この写真のように防楯側に6角形の装甲板が装着されています。
(気になるのは側面装甲支柱固定用の4本のリベットの上に逆L字に2本リベットが有ります)