帝国海軍十二糎砲戦車.2 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

黒いダイスが俺を呼ぶ

さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

佐世保に配備された十二糎砲戦車は四輌が確認できる。

米軍のPBレポートには車載重機は確認されなかったとあるが、車内には重機用弾薬箱もあり、
高射機関銃託架も残されており、単に武装解除に伴い取外されたと考えています。
車体前部の記章は台座部分のボルト穴もなく、比較的新しい車台で有った事が判ります。
車台右後部には無線機空中線用の台座があり、ジャッキが見当たりません。

鹿児島県配備の海軍第五航空艦隊所属の四十七粍砲塔チハや

館山海軍砲術学校装備の四十七粍砲塔チハも相模造兵廠製が見られます。

砲塔後部の工具(弾薬)箱は前ヒンジで開き、側面にも固定具がある事が判ります。

左隣の砲戦車は左後部泥除け上にジャッキが見えないので、相模造兵廠型ではありません。
砲戦車の車台は特定のメーカー製では無く、砲塔を改造して十二糎砲を搭載したようです。

 

そんな事から車台は限定生産だったファインモールド社製の相模造兵廠キットを使いました。

十二糎砲戦車砲塔を組み立て車体にセットしサフェーサーを軽く吹いてみました。

 

砲塔防楯左側の状態。

 

照準器用に防楯左側が拡大されています。

照準器防楯の固定台座は小判型であり、キットより角が丸い方が良さそうです。
上下の固定ボルトは円錐形では無くて、通常の平頭の六角ボルトが使用されています。

また防楯上部も同じく通常の六角ボルトです。キットはこの辺りも再現しています。
あとは砲口部は平面では無くて、山形のテーパー付きの方が良さそうです。

 

ちょっと手を加えてみようと思ったら・・・ 想定外の失敗が続き・・・立ち直れるか?