深江 章喜(ふかえ しょうき) 1928年1月14日生まれ 82歳。
日活アクション映画で、
数々の殺し屋やギャング(幹部が多い気がする)などの悪役を演じてきた。
自分のリアルタイムでは『少年探偵団BD7』の中村警部役や
『桃太郎侍』の仁兵ヱ役など
日活映画の時とは変わって、コミカルな役が記憶にあります。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190816/18/5-dice/9a/04/j/o0532056814539049083.jpg?caw=800)
トークイベントでのお話しを
メモもせず記憶で書いているので、間違っているかも知れません。
新劇?での舞台活動を経て、1954年映画製作を再開して間もない日活に入社。
なんと、日活映画の製作再開第一作目の『國定忠治』から出演されています。
主役は辰巳柳太郎・国定忠治、島田正吾・日光の円蔵。
(深江さんは、お二人とも先生と呼んでいました。)
辰巳柳太郎・国定忠治のスタンドイン(遠景を歩くシーンなど)が初めての役だったそうです。
(忠治の子分役などでも出演されているようです。)時代劇で日活映画デビューなんですね。
後にテレビでの「高橋英樹君との時代劇でも・・・」
それまで(殆ど)素顔でていたような(現代劇)に比べると時代劇のメイクや衣装は大変だった。
京都などでの撮影では暑いので水をガブ飲みして汗をかいて衣装部に怒られたと。
大川橋蔵さんとか東映の時代劇の人は、いくら暑くても顔には汗をかかないんだよ。
日活映画全盛期は随分稼せぎました。(具体的なギャラなどを上げて。)
あの時の一部でも残しておけば良かったけど、全部遊じゃい(使っちゃい)ましたね。
あの頃(映画の)製作部から、この辺りの土地(撮影所のある調布)を買っておきなさいよ。
と言われたけど、こんな田舎の土地を買ってどうするんだと思いましたね。
そう、高橋英樹君は買っていたね。彼は教師の息子だから、堅いんだよ。
他にも何人か買っていたようだけど・・・ そんな人はみんな早死にだったね。
おっと、これは(半分?)負け惜しみだけどね。
『勝利者』(聴き間違いかもしれませんが)で、
観客として出演するが暑い時期の設定だが、実は寒い時期で観客の汗を
表現するため水をスプレーで吹き付けられ、体力を消耗した。
しかもカット割りが多く大変だったよ。
(カットによって観客役は席を移動して撮影し、そのたびに寒いのに霧吹きされ続けた。)
つづくかも・・・