「女を忘れろ」ロケ地探訪.1 アパート楓荘への道 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

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さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

小林旭 デビュー曲 「女を忘れろ」昭和33年9月20日発売。

 

翌年に映画化 昭和34年1月28日封切り
監督:桝田利雄 出演:小林旭 浅丘ルリ子 南田洋子 金子信雄 阿部徹

 

「女を忘れろ」のヒロイン・三木尚子(浅丘ルリ子)の家族で経営する予定で、
建設中のアパート楓荘のロケ地検証に行って来ました。(2011年11月)
 
ボクシングの試合中に相手のボクサー関口(牧真介)を怪我を負わせてしまい
その手術代を稼ぐためキャバレーでドラマーをしている田所修(小林旭)
 


病院の屋上で話をするふたり。

退院したら建築中のアパートに住みたいと云う関口。
この建物が実際に病院かは分からないが、背景のアパート周辺は同じ場所のようだ。
 

田所修(小林旭)が正面に見える病院から建設途中のアパートに向かうシーン。
矢印の看板には、○○科学研究所と書かれているようです。
これがヒントでした。

ロケ地と同じ場所、2011年の様子です。

 

2014年9月「勝手に旭さん会」主催「女を忘れろ」ロケ地訪問の時の画像です。

 

右側のお宅の下がブロック塀、上が生垣というのが似ています。

(生垣の成長具合は倍以上になっています)


しかし病院の設定のビルは見えません。というか現在は存在しないようです。

※航空写真で確認すると1957年には存在していませんので、

映画の撮影された1959年には完成したばかりなのでしょう。1975年には存在し、1979年には無くなっていました。

 

映画には登場しませんが、案内板に書かれていたのは『司生堂科学研究所』です。

劇中の通り案内板の矢印通りの方向に『司生堂科学研究所』は実在しました。
 
撮影したのは台風のような日でした。その為びしょ濡れになってしまいました。