日本をたつ前、野良犬だと思われるあの子、人間を怖がるあの子をセンターから引き出してきてます。以下トレーナーさんからのあの子の様子です。

野生児と呼んでいたあの子にリニューという名前がつきました。
シーズーレスキュー動物愛護センターからの保護日記。‐指揮者ピアニストシーズーと音楽や、看護日記、海外リゾート発掘記と共に‐-2011022519440000.jpg


リニューは全く声を出しません。うんともくんとも言いません。ケージの扉を開けてありますが、自分からは出ても来ないし、音を立てません。息を潜めて生きています。

人がじっとしていると、音もなくそばにきて静かに伏せています。
人が動くと、飛び上がって逃げて行きます。
野生動物だととらえれば、捕らわれの身より自由がいいのでしょう。
野生動物なら息を潜めて生きてゆくことは、生きるためには有効でしょう。

ただ、いまの日本では、彼を野生動物とは認めてはくれません。
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彼の幸せを考えるには、命をつなぐことからです。命をつなぐには犬になってもらうしかありません。彼の個性を生かしながら。

首につけてある紐を引き寄せることにはあまり抵抗しなくなりました。
抵抗していたときから、体に触れることには、ピクンとしたはんのうがなく、意外なほど素直に触らせます。
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初めて階段を歩かせたときは、あたりまえな感じで手すりをくぐって窓際のさんを歩こうとします。おそらく獣道に見えるんでしょう。 階段は崖なんでしょう。

排泄は1日1回だけです。
体臭はほとんど感じません。


推定一歳程度
雑種
オス

まったく吠えません
まったく噛みません
おとなしすぎます

まだ人を怖がります

人に飼われていた様子はありません。

でもこの子と信頼をきづいていく日々は素晴らしくかけがえのないものになると思われます。


助けなければ処分でした。
トレーナーさんやシーズーレスキューとの協力のもと引き出してこれたんです。

室内飼いができる方、里親さんを探しています。


今の日本、野生犬は生きる権利がありません、人間に慣れてもらうしか生きる道がありません。


よろしくお願いいたします。


オーストラリア、ヌーサより。あの子の幸せ願いアップします。


ケントとジャスティーを引き出してくれた、ポトフママさんより転載です。