ママが店内の椅子を並べて泥のように眠っている。
無理もない、今日も3時に起きて弁当作りを手伝っている。
この3日から一日も休んでなく、
動物ばかりに気を取られてママのことを省みない私に一生懸命着いてきてくれている。
起こして家に帰らせようと思ったが、今起こすのは余りにもかわいそうな気がしたので、毛布をかけるだけにした。
この小さな体でよく頑張ってくれている。
寝顔を見ているとなんだか涙が出てきた。
妻なのに妻扱いを私はしているのだろうか?
そっとごめんねとつぶやいた。
かみさんと呼ばれるのが好きなママ。
これからも苦労をかけるけど、ごめんな。
もっと旨いこと書こうかと思っていたんだけど、ジーンとしてきちゃってこれ以上書けなくなりました。
もうすこし寝かせておきます。