5時を回っていたので、つながらないかなと思いながら、瀬戸市の環境課に電話をして見ました。

女性の職員さんがお出になり話させていただきました。

ひとつ全く違うところはくまもり協会さんと言い分が全く違うところでした。

まずは罵声を浴びせていないと答えられました。


これはわたしの主観でなく、瀬戸市の職員さんが言ったことを書いてますので誤解はなさらないでください。


もうひとつ決定的に違うところは、12日までにくまもり協会さんが、引き取り先を探すから待って欲しいと言う申し出に、市側もそういう方向で行こうと決めて、ただし12日までに見つけられない場合は射殺すると通告していたと言うのです。

くまもり協会さんも納得していたのにこういうことを言われるのは心外だとも言っていました。

会長さんともよく話し合って決めたと言うのです。


13日に射殺というのは決められていたというのです。

わたしは土日が挟まれば抗議等も少なくなるからではないのですか?

とも訊きましたが、逆に土日をはさんでしまうと、熊が興奮して暴れだしたら、いのししの檻なので壊される恐れがあるという理由でこの日に決めたと言っていました。

麻酔銃を撃てる人も愛知県にはいないので、兵庫県の方に頼んでいたそうです。


たぶん今日何本か電話があって、少しイラついていたのかもしれません。

最初はかなり強い口調でお話していました。

ただ長く話すうちに彼女も自分を取り戻したようで、自分個人としては本当に殺したくなくて、受け入れ先を真剣に探したと言っていました。


課長と話をしたわけではないので、市側がどういう方向性を持って射殺したのかはわかりませんが、彼女の誠意は伝わってきました。

射殺された熊さんには申し訳ないけれどこれを教訓にして、今、瀬戸市ではいのししのわなに熊が抜けられる穴を作ってあるものしか、新しく購入するものは認めないと決めたようです。


わたしは自分のブログの名前を教えてみてもらいましたが、その見ている方たちがどういう感想を持ったかはわかりません。

いつもこういう自分がその場にいない話を書くときには双方の話を聞く事にしていますが、これだけ言い分が違ってしまうことは行政とは良くあることです。


くまもり協会さんが行政と話をした時に録音をしておけばと改めて思いました。

これは双方に言えることですが。


いずれにしても亡くなった熊さんは帰ってきません。

早く動物をモノ扱いしない法律を整備すべきです。


今回話をして感じたこと、行政側は勉強不足です。