お祭りで忙しくてブログアップできないでいました。


今朝のことです。昨日から泊り込みで仕込みをしていた私に、3歳ぐらいの女の子が声をかけてきました。

「おじちゃん、あのね、赤ちゃん猫ちゃんがいるの。

でもママに言うと怒られるからなんか食べるものあったらください。」

なんとそのこは一人で子猫を保護していたのです。

「わかった。ちょっとまっててね。」

私は店においてある子猫用の缶詰を取りに行きました。


缶詰をあげてから

「缶詰あけられる?おじちゃんが一緒にいってあげようか?」

「開けられる。」

「じゃあおじちゃんがママに話してだめだといったらおじちゃんのところで飼ってあげる。そうすればいつでも会いにこれるでしょ。」

そういうとう~んという顔をして

「あとでまたくるね。」

と言って駆けていってしまいました。


追いかけたかったのですがガスに火をつけていたりしていたので、消しに行った隙にそのこは見えなくなってしまいました。


1時間くらい経った後店の電話が鳴りました。

「先ほどは有難うございました。家のこがご迷惑をおかけしたようで。」

若いお母さんの声でした。

「子猫は家で飼いますから大丈夫です。」

どうやらその子がお母さんに話をしたようです。

私は嬉しくなって、

「有難うございます。優しいお子さんですね。」

と言って電話を切りました。


久し振りに嬉しい朝でした。

こういう優しいこの期待を裏切らないような大人でいたいです。


名前も聞かなかったけど、子猫ちゃんを拾ってくれた、かわいいこちゃん

ありがとう。

そして子供のために小さな命を救ってくれたお母さん。

有難うございました。音譜