
今回栃木市合併記念と言うことで、わが栃木ジャガイモ入り焼きそばの会が、なつこい実行委員会より招待されました。
当会でもジャガイモ入り焼きそばとカキ氷、ソフトドリンク、焼きとうもろこしを用意させていただきました。
事前に何をいくらで売るかと言う申込用紙があったので、それぞれの価格も提示しました。
その際実行委員会側に、価格の調整をお願いしました。
なぜかと言うと、遊び気分で来る出店者もいて、たとえばカキ氷を100円で売られたりすると、みんな200円なのにそこばかり集中してしまい、商売にならないからです。
正直、カキ氷を1杯100円で売るとなると、赤字にしかなりません。
出店料一日6000円、氷、シロップなどの材料費、人件費等々考えればおのずと答えは出てくるわけで200円で販売すると言うのは当たり前の価格なのです。
そういうことでカキ氷は200円と言うことになったのですが、一部団体が
うちは器が小さいので100円で販売すると言ってきました。止むを得ないだろう。
と言うことで実行委員会は200円以下で売る人は販売価格を表示しないと言う約束をとりつけました。
1日目は問題なく終わりました。
2日目です。
私達が自分たちのテントにつくと、昨日は大平のにらコロッケを売っていた隣のブースにカキ氷と飲み物を売る団体が入ってきていました。
実行委員会に猛抗議をしましたが、ほかに場所がないと言うことで押し切られてしまいました。
しかもその団体は朝おはようございますと言っても返事もしないような団体でした。
しかも20人以上がおそろいのTシャツを着て、遊び気分で来ています。
私の中でめらめら湧き上がる闘志が燃えてきました。
われわれはプロなんだから、味で差をつけてやろう。
そうみんなに指示しました。
しかし朝10時からカキ氷は数えるほどしか売れません。
隣のカキ氷は何回も買いに来る子供がいるくらいです。
なんだ?どうしてだ?
ライム,まりえ、かんなに発破をかけました。
お前らが声小さいから売れないんだよ。しっかり声出せ。
それでも売れません。
午後1時くらいに私が不思議に思って外に出てみました。
すると、隣のブースはカキ氷100円の表示がしてありました。
すぐに実行委員会に訴えました。約束が違うだろう。
とりあえず販売価格の表示をやめさせました。
すると今度は外に隣のスタッフが出て大きな声で
カキ氷100円ですよ。
と怒鳴り始めました。
もういい加減堪忍袋の緒が切れました。
高校生スタッフに
カキ氷無料にしろ。
売られたけんかを買ってしまいました。
四次元ポケット静はこういうときは結束が深まります。
隣に並んでいた客がこちらにきはじめました。
100人以上に無料配布ですよと配り、味もしっかり覚えてもらいました。
流石に隣へ行く客は誰もいません。
そこで無料配布を終了させ、100円で売り始めると、隣のブースに買いに行く人はまばらで圧勝に終わりました。
しかし赤字は半端ではなく、10万円以上の赤字となりました。
今日の利益は東日本盲導犬協会に寄付するつもりでいたので、悔しかったです。