画像は後日UPしますが今日古い蔵の解体を見に行ってきました。
壊すには忍びないのですが、古くなって土壁が崩れてきたしまったりしたのでやむを得ないんだそうです。
早速蔵の中へ防火のためでしょうか、分厚い蔵戸が3枚も閉じられるようになってます。
「こ、これもらっていいですか?」
興奮気味に言う私に解体屋さんが不思議そうな顔で訊く。
「良いけどなにすんだ。そんなもん」
「いや、もったいないじゃないですか。」
早速はずしにかかる私。1枚は外れた。が2枚目と3枚目ははずせない。
「後で取っといてやるよ。」
「本当ですか有難うございます。」
2階へあがる
「な、なんだこれ、」
長持ち、桐でできた経机、はじめてみた。紫檀の火鉢、箱に大事に入っている。安政3年長龍殿所蔵と入っている。他にも御椀やお盆、すべて安政と書かれた木箱に入っている。長持ちも桐なので軽い。
土壁の内側は5cm以上ある分厚い板。5枚ほど簡単にはずせた。
銅でできたろうそく立て
もてるものはすべていただいてきました。
私の秘密の2トン車のボックスにその日のうちに移動。
今日運べなかったものも後日、取りに行くことに。
興奮が冷め遣らない私を見て解体屋さんが言った言葉。
「ものずきだな。」