しんちゃんはまだしずかが小学校2年生の時に、
裏の物置にしんちゃんのお母さんが置いて行ってしまったのです。

夜の10時頃までお母さんが連れに来るのを待っていたのですが、とうとう迎えに来ませんでした。

しずかのお父さんがしんちゃんと、亡くなったけんちゃんを連れに行ったのです。

するとしんちゃんは仮死状態で、しずかは一生懸命背中をさすってやりました。
10分ぐらいするとしんちゃんの体が温まって、ほにゅうびんからミルクを飲んで。

元気になってくれました。
オシッコもまだひとりでできないでしずかがこすってやって
