XGの移植方法 | Nの人の釣りのことテキトーに

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最近、ブログの徘徊をしていたところ


アルデバランBFSのXGをノーマルアルデバランに移植している人が


複数おられ、時期的にもそろそろいいかな?と思うので解禁しておきます。




まず、アルデのギア(以下、HG)とXGの違いですが


ピニオンのスプーシャフト穴のサイズが違います。


4ぃ素~のブログ


左がHG


右がXG


HGに比べてXGの方が径が小さくなっています。




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この径の違いにより写真の赤丸の部分が干渉して


ピニオンへの挿入が出来ません。





と、いうことは


ピニオンの径を拡張してあげると挿入可能ということになります。





サイズを測ってみたところ




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HGの内径が5.24mm





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XGの内径は4.43mm




全然違いますね。




ちなみに、ノーマルアルデのスプールシャフト径は約5mmです。




私は5mmの砥石で拡張を行いました。


砥石番号を間違えて320番を購入して地獄をみましたので


実践される方は100番前後かダイヤモンド砥石で削ったほうがいいですよ。


※仕上げは300番台で整えることをオススメします。





で、実際に拡張したサイズは

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5.2mmまで拡張



5mmジャストだとシャフトの収まりが悪いので


フリーハンドで0.2mmの遊びを作っています。





拡張後のHGとXGのピニオンです。


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左がHG



右がXG




元の状態と比べると一目瞭然です。






たったこれだけで、ノーマルアルデをXG化可能です。



KTFからも7.9ギアが販売されていますが、


XGの方が巻心地がいいので、オススメです。



また、ヤフオクでXGの加工品が出品されていますが、ギアの元値の倍の価格。



工具類を一から揃えることを考えると妥当かもしれませんが・・・





以上、XG移植の加工方法でした。