最近、ブログの徘徊をしていたところ
アルデバランBFSのXGをノーマルアルデバランに移植している人が
複数おられ、時期的にもそろそろいいかな?と思うので解禁しておきます。
まず、アルデのギア(以下、HG)とXGの違いですが
ピニオンのスプーシャフト穴のサイズが違います。
左がHG
右がXG
HGに比べてXGの方が径が小さくなっています。
この径の違いにより写真の赤丸の部分が干渉して
ピニオンへの挿入が出来ません。
と、いうことは
ピニオンの径を拡張してあげると挿入可能ということになります。
サイズを測ってみたところ
HGの内径が5.24mm
全然違いますね。
ちなみに、ノーマルアルデのスプールシャフト径は約5mmです。
私は5mmの砥石で拡張を行いました。
砥石番号を間違えて320番を購入して地獄をみましたので
実践される方は100番前後かダイヤモンド砥石で削ったほうがいいですよ。
※仕上げは300番台で整えることをオススメします。
5mmジャストだとシャフトの収まりが悪いので
フリーハンドで0.2mmの遊びを作っています。
拡張後のHGとXGのピニオンです。
左がHG
右がXG
元の状態と比べると一目瞭然です。
たったこれだけで、ノーマルアルデをXG化可能です。
KTFからも7.9ギアが販売されていますが、
XGの方が巻心地がいいので、オススメです。
また、ヤフオクでXGの加工品が出品されていますが、ギアの元値の倍の価格。
工具類を一から揃えることを考えると妥当かもしれませんが・・・
以上、XG移植の加工方法でした。