2006年のある時、アフリカについての生きた体験を持った人がいないのかと探していたら、実際アフリカで11年間ボランティアをしていた人と出会いました。
アフリカの飢餓の状態とか、世界の貧困の裏や、経済的繁栄の裏にはどんな出来事、根本的な問題があるのかを教えていただけました。
実際のアフリカの状況の話や、『ハゲワシと少女』という写真でピューリッツァー賞をとったケビン・カーターが現状をみてやりきれなくなって自分の無力さを嘆いて自殺した話などを聞きました。
地球のなみだについて学びました。パンのかすを食べている少年達の話、また、世界の裏で経済を牛耳っているひとたちの話など。世界の矛盾さを知りました。
この地球の大半の人口は、食べ物が無く、不衛生な環境にいて、愛に飢え、家が無く、読み書きもできない、家族もいない・・・信頼できる仲間もいない・・・お金もない・・・力もない・・・そして、その立場を徹底的に悪用される・・・そういう環境にいるのです。でも一生懸命になって生きている。平和ボケした甘えた人達の多い日本と違って。
この地球上には、権力を持った他人のしでかしたことからの大きな被害を被り、絶望の中にいさせられてしまい、その中で生きる意味を見いだそうとしている人達がたくさんいることに気付きました。
わたしが平和ボケをした人達の多い日本で見ていた風景はそれこそ幻想で、70億人人口のいる今、毎日困難のなかにいる人が地球の人口のほとんどなんだと感じました。
わたしは、限界につらい思いをしている時、アフリカやアジアに住む、悲惨な思いをしている人達ひとりひとりの暮らしとか、思いとか、どんなかんじか想像してみました。ここ日本という国の東京という場所ではあたりまえに電車が走っているけれど、そんな便利な移動手段はきっとない。井戸の水があるかないかという環境で、水は蛇口ひねって、透明な水が出るなんて、きっとめずらしい。孤児になって道ばたに住んでいたりする子どもたちもきっといる。彼らは、どうやって毎日戦っているのだろう?
その時、たまに知り合いと外食することもあったけれど、その時は特に、一食何千円もする場所には行きたくありませんでした。
以前、ケニア人の知り合いができたとき、彼が住んでいた地域では、100円で、一生懸命誠心誠意尽くして働いている男性の一週間の給料だと言っているのを聞きました。それを聞いたことがあるから、わたしは、ウェンディーズのおいしい100円バーガーで満足しました。小さなことに感謝しなくちゃ!と思いました。きっと幸せって、小さな幸せの積み重ねで感じることだから。
わたしは、日本で孤児をやっていたことによって、大変な思いをしましたが、世界が権力優位社会であるからこそ被害を被っている、才能を持って一生懸命生きている人達の役に立てるように、きっとわたしにはそういった経験があたえられているんだと徐々に感じはじめました。
わたしが生きていることで、「ありがとう」って言ってもらえるような人として認められたらうれしいな...だからこそ、その人達の役に少しでも立てるように、生きていこうと決意し、毎日その人達が幸せでいれるようにと願っていました。
そうして、わたしは4U Worldの活動を始めるに至りました。そのアフリカで11年ボランティアしていた友だちは、わたしだったら世界を変えられるって信じてくださっていました。6年後の現在、その人は彼の経験をわたしにシェアしたことについて、やっぱり意味があったと思ってくださっています。
わたしは、世界で声もなく、目立たない状況に立たせれている純粋な人達ひとりひとりこそ、世界を変える力があると確信しています。だからこそ、そういった人達に影響をあたえられたらと思います。
(その師匠が2012年3月10日に4U World主宰の「アフリカ滞在11年の経験から語る体験談講義」で人類の共通性についてのプレゼンをしていただけます!貴重な機会なので、ぜひお越し下さい!)
http://eventforce.jp/event/29456
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