こんにちは(^∇^)
【プリンセスの卒業式】主宰
母と娘の心の謎を解くカウンセラー、
高橋リエです。
いまのような家族は、
江戸時代にできたというお話です。
江戸時代になると
小農として自立する農民が増え、
結婚して家族で耕作するようになり、
それで初めて、親子を中心とする
直系家族が誕生しました。
おかげで農村部では婚姻率が高まり、
結婚するのが普通、になります。
しだいに人口が増えて、
江戸に多くの人が流入します。
当時の江戸は男女比がアンバランスで
男がすごく多かったようです。
それもあって、
農村部とは一転して、未婚率が高く
（男性は２人に１人が一生独身）、
日雇い仕事につく人が多いという、
まるで現代の都市のような状態でした。
また江戸時代はいまのアメリカより
離婚率が高かったようです。
明治の半ばまで、
離婚率は現代の日本より高く、
再婚も多かったのです。
結婚しない人が多く、
離婚・再婚が多く、
定職につかない、というのは、
今日の新しい現象ではなく、
むしろ１９世紀末的、なわけです。
ちょっとびっくり、ですよね。
離婚なんて、人生の大失敗、
世間体が悪くて絶対できない、
いまでもそんなふうに
感じている人はいると思います。
ところが、
一生そいとげる結婚のほうが、
人類史的にいえば、
超レア、なのです。
歴史的にいえば、
何らかの要因で生産力があがると
結婚が増えて、人口が増え、
離婚率も低いけれど、
経済成長が頭打ちになると、
独身者が増えて、人口がへり、
離婚も増える。
それが自然、みたいです。
だから本当は、
婚活に追い立てられるのも
母の呪いのひとつ。
母の呪いが呪いたるゆえんは、
それが現実に合わない思い込みだから。
母にとっての常識や世間体は、
すでに時代がズレてるんですね。
最高の人と出会って結婚し、
一生そいとげる・・
それって、相当レアなんです(^^;)
高度経済成長期限定、なんです。
自然にまかせれば、
ヒトは期間限定付きの
一夫一婦制、です。
ただ、現実には難しいんだけど、
子どもは母親を喜ばせなければ、
と無意識のうちに感じてますから
そこで葛藤やもやもやが生じます。
そして、
無理なことを無理してやると、
ネガティブ感情をためることになり
生きづらくなって不機嫌になり、
子どもにつらくあたって、
トラウマをつくる・・
やっぱり、呪いはさっさと
解いたほうがいい、ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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