今日ふとX(旧Twitter)を見ていたら、興味深いポストが目を引きました。

 

そのポストというのが、以下のものです。

私は今、金融系Webライターとして独立しようと色々と模索し奮闘しているのですが、専門性の高いスキルというのは、本当にこれに尽きます。

「専門性の高いスキル」とは?

「専門性の高いスキル」とは、すっっごく端的にいえば、他人で代えが利きづらいスキルのこと。
 

金融系Webライターで仕事をしている私でたとえると、以下の3つが「専門性の高いスキル」に当てはまります。

  • 金融系の知識(株式、仮想通貨、不動産など)
  • GoogleのSEOに関する知識
  • ライティングスキル

素人採寸ですが、これらのスキルをすべて80点にするには、まったくの素人からでも5年ぐらいあれば十分到達可能です。

 

ですがそこから100点にするには、1つにつき倍の10年ぐらいはかかると見込んでおいたほうがいいでしょう。

 

つまりこれらのスキルは80点を超えると、それらを鍛える際の費用対効果がとてつもなく悪くなるのです。

80点で良い人と100点を目指すべき人

1つ誤解を招かないように記しておくと、その仕事が好きで好きでたまらない職人肌の方だったり、仕事の傍らで行う趣味のようなものであれば100点を目指すのはまったく悪いことではありません。

 

むしろイラストレーターやデザイナーなどのクリエイター職で食べていくのであれば、生涯をとおし100点を目指すのは至極当たり前の流れといえるでしょう。

 

しかし私のような手広い知識を要求される職業の場合は、1つ1つのスキルに100点を要求するのは相当な悪手と断言できます。 

 

なぜなら点数が仕事に直結するクリエイター職と違い、私達ライターがクライアントから求められるのは、80点までの知識がほとんどだからです。

 

これはライターのみならず、プログラマーやエンジニアの理系技術職などにも同じことがいえます。

ゲームと現実は違う

私はゲームが大好きなのですが、海外のRPGゲームなどではレベルアップのたびにスキルポイントを割り振り、キャラクターを成長させていくゲームが多数あります。

 

これらのゲームでは、大抵1つのスキルレベルに一極集中(いわゆる"極振り")をしたほうがゲームをより有利に進められる場合がほとんど。

 

しかしそれは「レベル0から80まで」に成長させるのと、「レベル80から100にかけて」に成長させるための各必要スキルポイントがまったく同じゲームだからこそいえることです。

 

一方現実ではレベル0から80にするために必要なポイントは各1ポイントだけだとしても、80から81にするためには20ポイントぐらい必要です。

 

さらに82、83、84…と上がるにつれどんどん必要スキルポイントは1ずつ増加していくイメージだとしたら、最終的にレベル100にするための必要ポイントは総計670ポイント。

 

これであれば大多数の人にとって、1つのスキルに670ポイント注ぐより、8つのスキルをそれぞれレベル80にしたほうが人生にとって割りに合うでしょう。

 

1つのスキルがたとえ無駄だとしても、他のスキルで潰しがきく可能性が高いですからね。

終わりに

最初の記事で偉そうに講釈をたれてしまいましたが、このブログではこんな感じで、普段仕事をして感じたことや、ネットや書籍の情報から自分が考えたことを好き勝手書いていこうと思います。

 

超絶不定期になりますが、どうかよろしくお願いいたします。