パソコン通信とは
インターネットが普及する前(主に1980年代後半~1990年代)に、電話回線を通じて会員制のホストに接続し、電子メール、掲示板、チャットなどで交流した、クローズドネットワークのサービス
通称 パソ通
●接続方法
モデム(音響カプラー)を使い、電話回線を通じてホストに接続
●ネットワーク構造
特定のサービスの会員同士だけで繋がる「閉じた世界」
●主な機能
電子メール、掲示板(BBS)、リアルタイムチャット、ファイル共有(バイナリ転送)、ニュース、データベース検索など
●代表的なサービス
NIFTY-Serve、PC-VAN、ASCII-NET、日経MIXなど。
電話に線を繋いで、ピ〜〜ヒャララ、ガーって音がして接続する、懐かしい。
よくあんなことやってたなぁ。
私はニフティの会員でした。
なぜパソコン通信を始めることになったのかというと、メールを利用したかったからです。
夫が海外駐在になったのですが、会社のルールで、家族は3か月後に行くことになっていました。向こうと日本で離れ離れの間、時差があるので電話はしにくい、メールにしよう、ということになったわけです。
その頃はまだ、連絡手段と言えば電話がほとんどで、メールを使っている人は少なかったかな。
わざわざ「電子」メール、eメールって言っていたくらいなので。
その後、あれよあれよと普及していきましたが。
そう言えば、もう電子メール、eメールって言う人はいませんね。
ニフティには「フォーラム」という掲示板の大きな括りがあり、そこにさらに会議室という掲示板がありました。
例えば「手芸フォーラム」に「編み物」の会議室があって、そこに発言するとコメントが付く(レスって言ってましたね、レスポンスの「レス」)、という形で、会員同士が交流できるわけです。
私は、「アニメフォーラム」にも参加し、会議室でもレスしたり、発言させてもらったりしていました。
それまで、近くの限られた人としかアニメの話をしたことがなかったので、自宅にいて、遠い所の人と時間を問わず話ができるという体験は、新鮮で、とても楽しかったです。
私の「好き」って相当緩いと気付かされたのも、この頃ですね💧
とにかく、皆さんの知識や「好き」の情熱が凄くて、本当にもう足下にも及ばない、と思い知らされたのでした😊
オフ会にも一度参加させてもらい、その頃ハンドル名「ロト」で活躍なさってた、氷川竜介さんにもお会いしたことがあります。
ロトさんは、博識にして、人としても素晴らしく、アニメフォーラムの重鎮といった方で、アニメのことだけでなく、ネット上での振る舞いなど、色々なことを教えていただきました。
勤務先が同じだったので、勝手に親近感も抱いていたりして☺️
その後、管理職にもなったメーカーを退職され、それからはアニメ一本で各所で活躍、著作は数知れず、大学院で教授までされて、本当に凄い‼️😍
他にも、一流大学を出て一流大企業勤務から声優さんになった方もいますし、皆さん本当に濃い方々だった。
オタクの鑑🥰
その後夢中になれる作品がなくて、アニメからは遠ざかってしまいましたが、皆さん、きっとそれぞれ好きな作品を追いかけてらっしゃるでしょうね。
私も、時々昔を思い出して、YouTubeなどで昔の作品を観たり、ヤマトは劇場に観に行ってますよ😊
アニメフォーラムでは、アニメのことだけでなく、ネット上でのお作法など、色々なことを教わりました。
ありがとうございました🙇🏻♀️
皆さんお元気でご活躍くださいね‼️😊